松原市の頼れる外壁塗装専門店|プロタイムズ松原店(丹下工業株式会社)

スタッフブログ

【松原市】工場の外壁リフォームを成功させるには? 稼働を止めない工程計画とプランの選定基準を解説

こんにちは!丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)です。
私たちは大阪府松原市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

この記事では工場の外壁リフォームについて説明します。

「工場の外壁の色あせやひび割れが目立つけど、稼働を止めずにリフォームする方法はある?」と気になっている方も多くいるのではないでしょうか。

生産ラインや営業利益にも影響する工場の外壁リフォームでは、綿密な工程計画を立てることで失敗リスクを防ぐことができます。

塗装会社にリフォームを丸投げするのではなく、まずはリフォームの種類や天候の影響、近隣配慮など基本知識を身につけることからはじめましょう。

この記事を見ることで、


工場外壁の劣化状況がわかるセルフチェックポイント

工場の稼働を止めずに外壁リフォームをする流れ

工場の外壁リフォームで失敗しないために押さえるべき項目

が分かるようになります。

外壁塗装のプロである私たちが解説します。
松原市で工場の外壁リフォームを検討されている方はぜひご覧ください。

 

まず押さえるべき工場外壁の劣化診断ポイント

工場の外壁には、ALCや金属サイディングのように耐久性に優れた外壁材が使われていますが、完全に経年劣化を防ぐことはできません。

生産ラインや在庫管理などに影響を出さないためにも、外壁の違和感を感じたら、早めに建物診断を受けて、適切なリフォームを受けることが重要です。

ここでは、工場外壁でよくある劣化症状をお伝えしたうえで、建物診断の進め方と再発防止にできることを解説します。

 

工場外壁でよくある劣化症状

工場の外壁は、一般住宅でよくある紫外線や雨水によるダメージのほか、薬品や排気ガスなどの影響を受けやすいです。

それにより、次のような劣化症状が見られます。


チョーキング現象

ひび割れ

シーリング破断

ALCの欠け・吸水

金属サイディングの錆び

端部・重ね目・役物(やくもの)周りの不具合

雨漏り、雨染み など

このような劣化症状は天候や環境、生産ラインから発生する熱や振動、化学物質などのダメージが原因とされています。

ALC外壁は、不燃・無機質の素材で構成されており、防火性に優れています。ただし多孔質構造のため水を吸収しやすく、断熱性を高めるには断熱材との併用が必要です。

また、金属サイディングも耐久性に優れている一方で、表面が傷つきやすく錆びやすい点がデメリットです。

 

建物診断の進め方

工場外壁の劣化症状を早期発見・対処するためには、塗料の耐用年数を迎えたり、外壁の劣化サインを見つけたりしたら、早めに建物診断を受けることが重要です

建物診断の方法として、次のようなものがあります。


目視・打診による外壁材の浮きや剥離を確認する

シーリング硬度計を用いて弾性・劣化度を測定する

含水率計を用いてALC吸水状況を確認する

金属外壁の場合はISO 8501-1を基準に評価する

工場のような大型建築物は、人が直接登って診断するのに限度があるため、ドローン・高所カメラを用いることで安全性と精度をどちらも担保できます。

また、劣化箇所を数値化(目地延長m、補修m²、ボルト数など)してもらうことで、報告書を読んだときに、状態を把握しやすくなります。

 

再発防止のためにできること

経年劣化を完全に防ぐことはできないものの、建物診断で劣化の根本原因を特定できれば、それに応じた補修や対策を行なうことができます。

再発防止に効果的なポイントは、次のとおりです。


笠木・庇・排水計画など水仕舞を見直し

通風・熱の影響を受けやすい部分の把握と補強

振動・衝撃が多い箇所のシーリング材を強化

既存塗膜の劣化原因を特定して機能性塗料の選定を見直し

生産ラインで熱がこもっているのであれば通気性を見直し、雨漏りのような症状がみられるのであれば防水性や撥水性に優れた塗料を採用することで対処できます。

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店では、外装劣化診断士が工場の劣化状況を直接調査し、写真台帳劣化マップ(補修の優先順位をA・B・Cの三段階)にまとめて報告します。

これにより、早急にリフォームするべき箇所と経過観察で問題ない箇所が明確化されるため、長期的なメンテナンス計画を立てるために有益です。

 

稼働を止めない外壁リフォームの工程計画と安全・近隣配慮

工場の外壁リフォームでは、生産ラインや在庫管理などの業務を止めずに外壁補修・外壁塗装を実施することも少なくありません。

ここでは、工場の稼働と外壁リフォームの両立を実現するために知っておきたい、施工品質や安全性、近隣配慮のポイントを解説します。

 

稼働を止めない外壁リフォームの工程計画

工場を稼働した状態で効率的に外壁リフォームを行なうためには、ゾーニング手法を用いた時間調整が重要です。


出荷・荷捌き・バックヤードなどを優先順位をつけてエリアを分割する

フォークリフト通路や搬出入動線を遮らないようにする

外壁リフォームの導線が増える作業は夜間作業・休日に行なう

悪天候の日は、代替工程(下地補修など)を優先する

搬出入のピーク時間を避けた作業スケジュールを立てる

とくに規模の大きい工場では、エリアごとにリフォームを行なう範囲を分割して、工場の生産・管理の作業と施工業務の動線がぶつからないように調整しましょう。

外壁リフォームには、足場設置、養生、高圧洗浄、補修、外壁塗装などさまざまなプロセスがあるため、事前にタイミングを調整することで効率化を実現できます。

梅雨や台風シーズンは、工期が延びてしまう可能性も懸念されるため、スケジュールには余裕を持たせることで、トラブル回避になります。

 

稼働を止めずに安全性を確保するための現場体制

工場業務と外壁リフォームを同時進行で進める際には、工場の作業員と塗装会社の職人、第三者(近隣住民や通行人など)、すべての安全性を考慮しなければなりません。

リスクマネジメントとして取り入れるべき現場体制には、次のようなものがあります。


大型の運搬車の動線確保

材料や塗料を運びやすいレイアウトを設計する

高所作業のトラブル防止のため、落下養生・仮囲い・防護棚を設置する

誘導員を配置して第三者へのトラブルを防ぐ

KY活動(危険予知)で潜在的なリスクを洗い出す

日次点検を徹底する

火気管理・SDS(安全データシート)を共有する

入構教育・安全書類・作業帯分離を行なう

一般住宅よりも多くの人たちが同じエリア内を別の目的で歩き回ることで、想定外のトラブルや事故の発生リスクが高まるため、対策が必要です。

これらの安全対策を施すことは、トラブルや事故を防ぐだけではなく、工場業務と外壁リフォームの両方の作業効率の向上にもつながります

 

外壁リフォーム前にやるべき近隣配慮

工場の外壁リフォームは、近隣住民の生活に影響を及ぼす可能性があります。

企業イメージや信頼性を損なわないためにも、次のような配慮が必要です。


低臭・水性系塗料を使用する

送風・負圧管理で臭気対策を行なう

高圧洗浄時の飛散防止ネット・集塵機を設置する

音計を使ってデシベル管理をする

作業時間を考慮する

夜間照明や防犯対策を徹底する

騒音や振動、異臭などを最小限に抑える対策をすることで、クレーム防止だけではなく、近隣に住む方々との信頼関係の構築にもつながります。

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店では、担当者がお客様の代わりに近隣住宅への挨拶回りを承っています

工場の外壁リフォームとなると、説明する範囲や訪問件数が多くなるからこそ、私たちが代わりに行なうことで、スムーズに施工に入ることができます。

 

工場の外壁リフォームプランの選定基準

工場の外壁リフォームでは、劣化状況や外壁材の種類、工場の運営計画によって最適なプランが異なります。

ここでは、外壁材別リフォームの選定方法と遮熱・防汚の費用対効果を解説します。

 

外壁材別のリフォームプラン

工場の外壁には、大きく分けてALC外壁と金属サイディングの2種類に区分されます。ALC外壁には防水性、金属サイディングには防錆性を考慮したリフォームが必要です。

具体的なリフォームプランは、次のとおりです。

ALC外壁
金属サイディング
下地補修
欠損補修(樹脂モルタル)
● ケレンで錆除去
● 防錆下塗り
下地調整
● 含浸シーラー(素材を強化)
● 微弾性下塗り(細かなひびを埋める)
● エポキシ系防錆下塗り(金属のサビ止め)
● 中上塗り
シーリング補修
2面接着打ち替え(既存のシーリング材を撤去)
ボルト・端部・ハゼの補強とカバー

外壁材の種類にあわせて下地やシーリングの補修を施し、さらに外壁塗装や外壁材の張り替えなどのリフォームプランを組み合わせることで、美観と耐久性を回復させられます。

 

長期的なコストパフォーマンスを考慮したリフォームプラン

工場の外壁リフォームは、耐用年数の長い塗料や外壁材を採用すると、リフォーム頻度を減らせるため、長期的な視点でメンテナンスコストを節約できます

工場のような大型建築物の外壁リフォームでは、足場設置や現場管理の人件費などの諸費用が高額になりやすいです。1度の外壁リフォームで、長く良好な状態を維持できるような工夫が求められます。

また、遮熱性の優れた塗料を使うと、室内の気温が2〜3度ほど低くなるといわれており、節電・省エネに効果的です。実際に、遮熱塗料を導入することで電力使用量の削減や空調負荷の軽減が報告されており、省エネ効果が期待できます。

メンテナンスコストと同時に、ランニングコスト(維持費)も考慮することで、費用対効果を最大限に活かしたリフォームプランを立てやすくなるでしょう。

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店では、耐用年数25年超えの塗料を含む、幅広いラインナップを取り揃えています。

外壁の劣化状況や劣化の根本原因を特定したうえで、お客様のご予算とご要望にあわせた外壁リフォームプランをご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。

 

見積内訳・天候リスク・品質管理で失敗しないコツ

信頼できる塗装会社に外壁リフォームを依頼するためには、最低でも2〜3社以上に相見積りをとって比較・検討しましょう公平に比較できるよう、提示する条件を一致させることが重要です。

ここでは、外壁リフォームで失敗しないために知っておきたいポイントを解説します。

 

見積書の内訳

塗装会社から見積書を受け取ったら、以下の項目が明記されているかをご確認ください。


足場設置

飛散防止ネットの取り付け

高圧洗浄

下地補修

シーリング(打替え・増打ち)

外壁塗装(下塗り・中塗り・上塗り)

付帯部の補修

諸経費(廃材処分、安全対策費など)

ごく稀に「外壁リフォーム工事一式:〇〇円」のように、内訳が不透明な見積りを提示する塗装会社があります。

相場より安かったとしても、何に対していくら発生しているかがわからない状態では、手抜き工事や追加請求のリスクがあるので、注意が必要です。

 

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店では、透明性のある見積書の作成を徹底しています。

「材料費」と「施工費」を分けて記載し、塗装面積(㎡)に応じて算出したうえで、塗料や外壁材使用量(缶数・数量)を明記します。

細かい部分まで丁寧に書面上にまとめることで、お客様からも「納得しやすい」というお褒めの言葉をいただける機会が増えました。

建物診断と見積りはすべて無料で承っていますので、ぜひご相談ください。

 

天候リスク

外壁リフォームのような野外での施工は、天候によって工期がずれ込むことがあります。

なぜなら、原則として雨の日には外壁塗装を実施できないからです。

国土交通省公共建築工事標準仕様書や塗料メーカーのカタログでは、気温5度以下、湿度85%以上の気候での塗装を避けるように明記されています。湿度85%を超えると、雨や結露などの不純物が塗料に混ざるリスクが高まり、塗膜が均一に塗れなかったり変色したりする可能性があります。

また、足場が塗れていると職人が滑って転落事故につながるおそれもあるため、複合的な理由で外壁リフォームは実施されません。

「絶対に工期が遅れることはありません」と断言している塗装会社は、施工不良や事故のリスクがあるにも関わらず、外壁リフォームを強行しようとしているため、注意が必要です。

天候によっては工期が遅れる可能性があることを踏まえて、余裕のあるスケジュール管理をしましょう。また、契約前に「工期が延びた場合に追加費用がかかるのか」について確認しておくと、想定外の出費を防げます。

 

品質管理

工場の外壁リフォームで失敗しないためには、品質を担保してもらうことが重要です。

品質管理で注意するべきポイントは、次のとおりです。

素地調整グレード
ケレンの等級を統一する
塗膜の厚さ管理
塗料を塗った直後と乾いた後の両方で厚みを計測
接着試験
塗膜の密着性を確認する
進捗共有
写真付きでビフォー・アフターが見えるようになっている
アフターフォロー
対象範囲と期間まで明確にし、保証書を発行してもらう

これらの項目を明確にしておくことで、高い施工品質が期待できます。とくに、工場の外壁リフォームでは生産ラインや在庫管理などで稼働状態のまま、施工が行なわれるケースが多いです。

よって、天候以外を理由に気温や湿度が変動することもあるため、小さな変化を含めて品質管理が徹底される体制を整備しましょう

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店では、外壁リフォームの進捗状況をリアルタイムでご確認いただけるような体制を整えています

品質管理を徹底する目的で、各プロセスを写真で記録し、施工管理システム(現場ポケットアプリ)にて、情報を共有いたします。

また、塗装会社と塗料メーカーのW保証 をつけているため、万が一当店が倒産しても、塗料メーカーが保証を引き継げます。

見積りから施工、アフターフォローまで、長期に渡り安心をお届けできる点が魅力です。

 

松原市の工場で外壁リフォームをするなら丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)へ!

工場業務を稼働したままでも外壁リフォームをすることができますが、施工品質や安全性を担保するためには、綿密な準備とスケジュール管理が欠かせません。

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店では、建物診断から施工、アフターフォローまで一貫して対応しており、工場の稼働を止めない外壁リフォームプランをご提案しています。

繁忙期を避けたスケジュール調整、夜間・休日施工の対応、緊急トラブル時のメンテナンスなど、柔軟に対応いたします。

当店のホームページでは、一般住宅から工場のような大型建築物まで外壁リフォームの施工事例を写真付きで掲載していますので、ぜひご覧ください。

建物診断、お見積り、ご相談は、すべて無料で承っています
「劣化状況を知りたい」「おおよその費用を把握したい」というお客様からのご相談も歓迎しています。

外壁塗装・屋根塗装は丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)にご相談ください。

ご相談・ご質問お受けしています!

LINEで無料相談

人気記事

お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。

メールの方はこちら