スタッフブログ
【松原市】マンションの外壁リフォームはいつやるべき? 工法や費用相場、居住者対応について解説
2025年11月16日(日)

こんにちは!丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)です。
私たちは大阪府松原市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
この記事では、マンションの外壁リフォームについて説明します。
マンションの外壁に色あせやひび割れが目立ち始めたら、雨漏りや内部腐食によるカビの発生、シロアリ被害のリスクが懸念されるため、早めにメンテナンスが必要です。また、リフォームを行なうことで、資産価値の保全や空室対策などのメリットもあります。
とはいえ「入居者がいる状態で大規模修繕ができる?」「何から始めればいい?」などとプ悩む方は多いのではないでしょうか。マンションの外壁リフォームで失敗しないため、まずは基本的なメンテナンス知識を身につけましょう。
この記事を見ることで、
マンションの外壁リフォームを検討すべきタイミング
マンションの外壁リフォームでよくある工法と費用
マンションの外壁リフォームをする流れと居住者への対応
が分かるようになります。
外壁塗装のプロである私たちが解説します。
松原市でマンションの外壁リフォームを検討されている方はぜひご覧ください。
マンションの外壁リフォームを検討すべきサインと範囲の決め方

外壁リフォームは、入居率の向上や資産価値の保全において重要な役割を担います。
ここでは、外壁リフォームを検討する際に注目すべき代表的な劣化サインと、リフォームの範囲を決める方法を解説します。
外壁リフォームを検討すべき劣化サイン
マンションの外壁リフォームを検討すべき代表的な劣化サインは、次の通りです。
初期段階のチョーキング現象やヘアクラックであれば、経過観察でも建物の耐久性に大きな影響がない場合があります。一方で、構造クラックやシーリング痩せは、緊急性は低いものの、放置すると急速に老朽化が進行するおそれがあります。
信頼できる塗装会社に建物診断や定期点検を依頼することで、プロの視点から外壁の劣化状況を正確に診断してもらえるため、安心です。
なお、漏水や雨漏り、タイルの浮きがみられる場合は、緊急性が非常に高い状態ですので、早急に塗装会社へのお問い合わせをご検討いただき、早期修繕・外壁塗装を実施するようにしましょう。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、建物診断から見積もり、施工まですべて一貫したスピーディーな対応をご提供しています。
緊急性の高い劣化症状がみられた際は、ぜひ当店にご相談ください。
外壁リフォームの範囲の決め方
「外壁リフォームをしたいけれど、予算が限られている」というケースもあるでしょう。
その際、劣化の進行度や入居率を高めるために必要な要素に優先順位をつけることで、想定外の支出を抑えることができます。
外壁リフォームの範囲として、次のようなものがあります。
外壁
屋根
タイル
シーリング
バルコニー
廊下
防水工事
付帯金物
緊急性の高い劣化症状があれば、優先的に補修・修繕を行なうべきです。
早急な補修・修繕が必要ない場合は、
外壁の塗装・目地の補修、屋根の塗装・補修、付帯部(雨どい、軒天、破風など)の補修といった順でリフォームをご検討ください。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、長期的なメンテナンス計画を踏まえた外壁リフォームプランをご提案しています。
ご予算やご要望にあわせて複数のプランをご用意しておりますので、無理のない範囲で外壁リフォームを実施できるよう、サポートいたします。
工法別の特徴と費用感

マンションの外壁リフォームには、複数の工法があり、それぞれ目的や費用が異なります。
まずは、工法別の費用相場を以下の表にまとめました。
これらの金額はあくまで目安であり、実際には塗料や材料の種類によって変動します。2~3社ほどの塗装会社に相見積もりを依頼すると、おおよその相場感をつかみやすくなります。
ここからは、各工法の特徴を解説します。
タイル浮き・欠損の補修

外壁のタイルが浮いたり欠損したりしている場合、貼り替え工法やピンニング工法などで補修するのが一般的です。
貼り替え工法では、既存のタイル材を撤去して新しいものに取り替えるため、老朽化が進んでいても耐久性を回復させられます。
ピンニング工法では、エポキシ樹脂とステンレスピンを浮いた下地モルタルの部分に注入して接着させ、雨水の浸入を防ぎます。
シーリング打ち替えの仕様選定

躯体目地や開口部の周辺のシーリングが劣化している場合は、打ち替えが必要です。
シーリングの素材は変性シリコン、ウレタン、高耐久素材など様々ありますので、予算と求める機能性、接着剤となるプライマーとの相性などを踏まえて選定する必要があります。工事品質が左右される重要な要素であり、施工業者の知識力が問われます。
一般的に外壁塗装に使われる塗料よりもシーリング材のほうが経年劣化が早いとされているため、期待耐用年数の長いものを選ぶとメンテナンス頻度を減らせるでしょう。
ひび割れ補修と下地補修
幅0.3mm以上のひび割れ(構造クラック)の場合は、Uカットシール工法(Vカットシール工法)やエポキシ樹脂注入が適しています。
鉄筋爆裂部には、斫(はつ)り補修・防錆処理・樹脂モルタル補修が必要です。
「ひび割れ=下地補修」と一概に考えるのではなく、幅の広さや深さ、下地への影響を踏まえて適切な補修工法を選定することで、再発リスクを軽減できます。
外壁塗装の塗料選びと付帯部の補修方法

外壁塗装の塗り替えをする際は、耐用年数や機能性に応じた塗料選びが重要です。
アクリル塗料やウレタン塗料を選べば、1回あたりのリフォーム費用は安く済むものの、再塗装の頻度が高くなるため、長期的にみるとメンテナンスコストが高くなる傾向があります。
一方で、費用と機能性のバランスが取れているシリコン塗料や、高性能として注目されているフッ素塗料・無機塗料を選ぶと、塗り替え頻度を少なく抑えることができます。
また、付帯部(鉄部・手摺・笠木など)には防錆処理を施すことで、美観と機能性の両立を実現できます。
屋上・バルコニー防水と納まり

屋上やバルコニーなどの防水対策としては、塗膜防水(ウレタン、FRP)もしくはシート防水(塩化ビニルシート、ゴムシート)の2種類が代表的です。
平らな屋根やバルコニーではシート防水が採用されることが多いですが、特殊な形状をしている箇所には塗膜防水が向いています。
外壁カバー工法の適用可否と注意点
外壁塗装だけでは対処できないほどの塗膜の剥離やひび割れが目立っている場合、既存の外壁材の上から新しい外壁材を張り付けるカバー工法(重ね張り)が有効です。
カバー工法は、外壁材のほとんどを残したままでリフォームが完了するため、すべてを取り替えるよりも工期や費用を大幅に節約できます。
ただし、老朽化が著しく進行している外壁材では、対応できない可能性があります。その場合は、カバー工法ではなく張り替えが必要です。
相見積もりで失敗しない比較軸

マンションの外壁リフォームは大規模な作業で費用も高額になりがちです。だからこそ、失敗しないように複数の会社に見積もりを依頼し、比較・検討することが重要です。
ここでは、相見積もりで失敗しないためのポイントを解説します。
外壁リフォーム費用の内訳と相場
外壁リフォームのお見積もりを確認する際には、以下の項目が記載されているかをご確認ください。
見積書は、建物診断の結果(劣化状況、塗装面積、外壁材の種類など)を踏まえて、必要な材料費と施工費が記載されます。
「 外壁リフォーム一式:〇〇円 」のように一つの項目に総額のみを記載した「 一式見積もり 」には注意が必要です。これでは、金額の内訳が不明瞭なため、不当に上乗せされた料金に気づきにくい可能性があります。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、見積書の信頼性向上のため、材料費と施工費を分けて記載し、使用する塗料や材料の製品名・使用量まで明記しています。お見積もりをご覧いただけば、何にいくらかかっているのかが一目でわかるため、十分にご納得された上でご契約いただけるようになっています。

追加費用が発生する可能性
基本的に、外壁リフォームで契約後に追加費用が発生するケースはほとんどありません。
しかし、次のような例外もあります。
下地の劣化が想定以上で補修が必要になった
付帯工事(雨どい、軒天、破風板など)の項目が抜け落ちていた
特殊な構造で足場の追加が必要になった
塗料や材料のグレードを変更した
外壁リフォームに加えて屋根補修・塗装を追加した
精度の高い建物診断を受けることで、このような理由で追加費用が発生するリスクは最小限に抑えられます。
目視だけですぐに建物診断が終わり、大まかな見積もり金額を提示してくる塗装会社は、追加請求される可能性が高いので注意が必要です。
ご契約時には、契約書の「追加費用の条件」を設けてもらい、想定外のトラブルが発生しても勝手に値上げできないように明記してもらうことで、トラブルを防ぐことができます。
「 追加請求=悪徳業者 」とは限りませんので、万が一の事態に備えて予備費用を用意しておくことで、スムーズに外壁リフォームを進められるでしょう。
マンションの外壁リフォームの工期計画と居住者対応

マンションの外壁リフォームは、居住者や近隣住民の方々の生活に影響を及ぼす可能性があるため、トラブルなく効率的に施工するためには計画的な準備が重要です。
ここでは、効率的にマンションの外壁リフォームを進めるための流れを解説します。
松原市の気候特性を踏まえた工期計画
松原市は、夏は高温多湿で曇りの日が多く、冬は寒く晴れた日が多い傾向にあります。年間を通じて湿度が高く、雨季や台風シーズンには降水量が増加します。
雨の日は、塗料に不純物(雨や結露など)が混ざり、塗膜が変色したり形成不良を引き起こしたりするリスクがあるため、外壁リフォームができません。雨が降っていなくても湿度85%以上の環境下では、塗料を使った作業ができないため、天候によってはスケジュールがずれ込む可能性があります。
天気の良い季節に外壁リフォームを行なうことで予定通りに進めやすくなりますが、万が一に備えて工期には余裕を持たせるようにしましょう。
近隣・居住者への対応
マンションの外壁リフォームでは、次のようなトラブルが懸念されます。
外壁リフォームが始まる前に、あらかじめご挨拶をして理解と協力を得ることが重要です。
施工期間、作業をする時間帯、休みの日などを書面にまとめて配布したり、マンション内のわかりやすい場所に掲示したりして共有しましょう。事前に説明しておくことで、換気や洗濯物の外干しのタイミングや、在宅ワークをしている方々への対策などもスムーズになります。
また、塗料のにおいについては水性塗料を使用すればシンナー系のニオイは抑えられますし、シートで養生をすることで塗料の飛散によるトラブルを防げます。もちろん、近隣住民の方の車や自転車、建物を養生する際には、事前に許可を取るようにしてください。
施工品質・安全性の管理体制
外壁リフォームを行なう際には、安全性と施工品質の管理も欠かせません。
資格保有者による足場の設置
歩行者の動線確保と、誘導のための警備員を配置
落下リスクのあるエリアの交通規制
建物診断の精度を高める
施工の進捗状況をリアルタイムで共有
検査や立ち会いを徹底
塗料メーカーが定める使用量・乾燥時間の厳守
マンションのような大型建築物の外壁リフォームでは、適切な現場管理がされていないと、トラブルや事故の規模も大きくなります。
特に、居住者や近隣住民、歩行者などに危害が加わると、一時的に外壁リフォームを中断しなければならない可能性も出てきます。
塗装会社を選ぶ際には、安全性や施工品質を担保するための対策や工夫がされているかどうかをしっかりとご確認ください。

丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)は、施工品質の高さを維持するために、厳格な安全品質基準に基づいて安全対策・マナー・工事の進め方などをルール化し、徹底しています。
また、現場には施工管理者(現場の管理役)を配置し、問題がないかどうかを随時確認しています。進捗状況はスマートフォンからリアルタイムでご確認いただける体制を整えているため、何かあった場合も臨機応変に対応可能です。
「安さ」だけで業者を選ぶのは危険

マンションの外壁リフォームを「安さ」だけで選ぶことは、おすすめできません。
長期的な視点で見たコストパフォーマンスや補助金制度、アフターフォロー体制などを考慮しなければ、手抜き工事や追加請求などのトラブルに巻き込まれるリスクもあります。長期的な視点でメリットがあるかどうかを慎重に判断しましょう。
ここでは、業者に外壁リフォームを依頼する際に注意しておくべき解説します。
長期的な視点でみたコストパフォーマンスの重要性

外壁リフォームの費用は、劣化状況や建物の大きさ、形状などの基本条件のほか、塗料や材料のグレードによって大きく変動します。
「安い=お得にリフォームできる」「高い=高品質な施工を受けられる」などと単純に考えるのではなく、お見積もりの内訳をよく確認することが重要です。
当店で取り扱っている人気の塗料の種類を比較してみると、次のようになります。
このように、同じ外壁塗料でも含有成分の違いによって、耐用年数は2倍以上変わる場合があります。
マンションのように頻繁に外壁リフォームを行なうのが難しい建物に対しては、期待耐用年数の長い塗料や材料を使用することで、メンテナンスコストを節約できる可能性があります。ただし、耐用年数の長い塗料は単価相場が高くなる傾向にあるため、長期的な収支計画を見据えた判断が必要です。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、遮熱防水塗料による光熱費削減のご提案や、入居者のターゲット層に合わせた色選び・補修のご提案をしています。
塗料選びやメンテナンス計画で不明点や疑問点があれば、お気軽にご相談ください。
助成金・補助金制度の活用
現在、松原市のマンションで使える外壁リフォームの助成金・補助金はありません。
地域の自治体によっては、省エネ性の高い塗料(遮熱性や断熱性など)を採用することで、外壁リフォームの費用の一部を補助してもらえる事例があります。今後、松原市でも助成金・補助金の情報が発表される可能性があるため、定期的にホームページをご確認ください。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、助成金・補助金を使った外壁リフォームのご相談を承っています。「支給対象になっているのか?」「どうやって申請すればいいのか?」などの疑問をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
保証・定期点検などのアフターフォロー体制
外壁リフォームは、施工が終わったあとのアフターフォローも重要です。
保証や定期点検に関しては、以下の項目をご確認ください。
保証期間(10年単位であるのが望ましい)
定期点検(1年・2年・それ以降)
部位別保証、保証範囲
施工不良が見つかった際の対応
問い合わせ窓口(メールだけではなく電話対応の有無)
保証書の作成
チラシやホームページに「保証あり」と記載していながら、実は対象範囲が「ひび割れのみ」「塗膜の剥離のみ」のように制限をかけている塗装会社も多くあります。
保証期間だけでなく、部位別保証や保証範囲が十分に設定されているかどうかを確認することで、施工不良によるトラブルを防ぐことが可能です。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、塗装会社と塗料メーカーのダブル工事保証をご用意しています。万が一いずれかが倒産しても最後までアフターフォローをする体制が整っているのでご安心いただけます。
また、塗料の種類によっては最大10年の保証がついており、不具合が発生した際には、すぐに担当者がマンションを訪れて状態を確認いたします。
保証範囲であれば、無償で補修・改修を行ないますので、安心してお任せください。
マンションの外壁リフォームの相談はプロタイムズ松原店へ!
マンションの外壁リフォームは、入居率を高めるために効果的なメンテナンスです。
規模が大きい分、費用や工期も膨れ上がる傾向にあります。だからこそ、相見積もりをとった上で信頼できる塗装会社に依頼しましょう。
丹下工業株式会社(プロタイムズ松原店)では、松原市にあるマンションの外壁リフォームを手がけた実績が豊富です。
建物診断・お見積もりから施工、アフターフォローまで一貫して対応するからこそ、中間マージンが発生せず、低価格で高品質なサービス提供を実現しています。
「外壁の劣化が気になる…」「どのようなメンテナンスが必要かわからない…」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当店の建物診断をご検討ください。
人気記事

ReFaドライヤー・シャワーヘッドプレゼントキャンペーン...
ReFaドライヤー・シャワーヘッドプレゼントキャンペーン...

「これを知らずに塗料選びは危険!」屋根・外壁塗装のおすすめ塗料ランキング【2024年】- 松原市...
はじめに こんにちは!プロタイムズ松原店(丹下工業株式...

吹き付け塗装とは? 基本から応用まで、知っておきたい全知識...
初めに こんにちは。松原市をはじめとした南大阪全域で活動し...
お問い合わせはお気軽に!
ご都合にあわせてお問い合わせ方法をお選びください。
[
ピックアップ
]
0120-928-488

































