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壁を触ると手が白くなるのはなぜ?

TECHNICAL REPORT

壁を触ると手が白くなるのはなぜ?
「チョーキング現象」が起こる科学的メカニズム

2026.01.27|プロタイムズ松原店 専門ブログ

皆さま、こんにちは。プロタイムズ松原店(丹下工業)です。

お家の外壁を指でスッとなぞった時、白い粉がついたことはありませんか?これを専門用語で「チョーキング現象(白亜化)」と呼びます。

「単なる汚れかな?」と思われがちですが、実はこれ、塗料がその役割を終えようとしている**お家の悲鳴**なんです。今日はその仕組みを、少し専門的に解説します。


1. 塗料の「成分」を理解する

まず、塗料が何でできているかを知る必要があります。塗料は主に以下の3つで構成されています。

  • ① 樹脂(レジン):膜を作り、壁を守る「接着剤」の役割
  • ② 顔料(ピグメント):色をつける「粉」の成分
  • ③ 添加剤・溶剤:塗りやすくするための成分

この中で、お家の防水機能を担っているのが「① 樹脂」です。

2. チョーキングの原理:紫外線による「光酸化」

なぜ白い粉が出てくるのか。それは、太陽の紫外線によって樹脂の化学結合が破壊されるからです。

樹脂は有機化合物であり、炭素原子などが結びついてできています。ここに強いエネルギーを持つ紫外線が当たると、以下のような**ラジカル反応**が起こります。

この反応が繰り返されることで、接着剤の役割をしていた「樹脂」がボロボロになり、雨風で流されて消失してしまいます。すると、本来樹脂に閉じ込められていた**「顔料(色の粉)」だけが表面に剥き出し**になります。

これが、壁を触った時につく「白い粉」の正体です。

3. なぜチョーキングを放置してはいけないのか

粉が出ているということは、**「樹脂(防水バリア)がなくなっている」**ことを意味します。この状態を放置すると、以下のようなリスクが急増します。

  • 雨水の浸入:バリアがないため、壁自体が水を吸い始めます。
  • カビ・コケの繁殖:湿った壁は菌類にとって最高の繁殖地です。
  • 構造体の腐食:最悪の場合、柱などのお家の骨組みまで腐らせてしまいます。

プロからのアドバイス

チョーキングは、人間でいうところの「風邪の引き始め」です。この段階で適切な塗り替え(メンテナンス)を行えば、お家の寿命を最も効率的に、かつ低コストで延ばすことができます。

まずは「お家の健康診断」を。

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茂川 蓮都の写真

丹下工業株式会社 広報・SNS担当

茂川 蓮都

新卒入社したての新入社員🔰
資格取得に向け日々勉強中!!

趣味:車・バイク・ゲーム
長所:ポジティブ
短所:場合によって、マイペースなことがある

リフォームや屋根・外壁塗装を考えている方の不安や疑問を解決し、気持ちよく工事をして頂きたい。
皆様の役に立つような情報をお伝えしていきます。
日々勉強し、一生懸命頑張ってまいります、何卒宜しくお願い申し上げます。

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